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グラオナの旅

048 続 あれは一体何???

前回の続きです。
夏(お盆)が終わってしまう前に、この話に決着をつけたいと思います。

私はある時、ある番組を録画しました。確か2時間枠のドラマか何かだったと思います。は
っきりと覚えていませんが確かそうだった思います。ただ、それほど見たいというドラマで
もありませんでしたから、とりあえず録画だけしておいて後から見ようと思って、ビデオテ
ープを一本取り出しました。私はテープを何回も使い回すタチなので、よく大事に保存して
おいた過去の番組や映画なんかを間違えて重ね取りしてしまいます。

録画を終えて気づいたんですが、そのテープはあの「ガキ使」の心霊映像を収録したや例の
奴でした。しまったっ!と思いました。確かにしばらく見ることができないほどのショッキ
ンッグな映像だったとはいえ、もう一回見たい、今度はじっくり検証してみたいという気持
ちのほうが強かったんです。ですから、非常に悔しい思いをしたことを覚えております。

それから何年かして、パソコンが家電として世界中に流通し、誰もがネットを探索し、あら
ゆる情報を検索できることが、もう当たり前となった時代が到来しました。確か今から10
年くらい前のことです。私はその頃から、ネット空間を彷徨って、いろんなサイトにお邪魔
するのが好きでした。いまでもあまり変わっていませんが。

そのとき私は、ふとあの心霊映像のことを思い出しました。ひょっとすると、あれを見たの
は私だけではなく、他にもいるんじゃないかという思惑に狩られました。私はキーワードを
打ち込み探索を開始しました。ところが、いくら探してもそれらしい情報はでてきません。
もちろんネットの隅々まで調べたわけではないので、私が見落としているだけかもしれませ
んが、いくら探してもそれに近い噂の一つも得られなかったのです。

ただ、どうしてもあきらめきれませんでした。しかたがないので、私はYou Tubeにアップ
ロードされた動画から、当時のこの企画の映像を見つけました。そして、当時と同じように、
その瞬間だったと思われる箇所で停止ボタンを押してじっくりと検証をいたしました。

ところが、
問題と思われる箇所には、それらしきモノは全く写り込んでいませんでした。当時のビデオ
テープの映像をそのままアップしていたと思われるので、画質が大変悪かったんですが、そ
れでも丹念に何度も巻き戻しては停止、巻き戻しては停止を繰り返しました。しかし、つい
に問題のあの映像を発見するにはいたらなかったのです。

あれは、やはり自分の勘違いだったかもしれない。トンネルの中は暗いから、光と影の微妙
な変化が、たまたま女性のような姿を映し出したに過ぎなかったんじゃないか。しかも現場
はパニック状態、画面を通してその緊迫感や迫力が伝わってくるほどです。私はこの雰囲気
に飲まれてしまっただけなんじゃないのか。そうやって自分を納得させようとしたんです。

しかし、やはり釈然としません。自分があのとき感じた恐怖と戦慄をただの錯覚や勘違いと
は思いたくなかったんです。私は苦し紛れに、重ね取りしてしまった当時のテープを探し出
しました。こいつに何かヒントがあるかもしれないいなんて馬鹿なこと考えながら、何年か
ぶりにテープをデッキに押し込めました。(映画の「リング」とかの影響があったんですね)

問題の映像が写っている箇所には、やはり重ね取りした2時間ドラマが映っていました。わ
かりきっっていたことだとはいえ、もしかしたら消してしまったのが私の勘違いで、ひょっ
としたら、まだ映像が残っているかものしれない、というわずかな期待があったのです。私
は落胆し、再生停止ボタンを押そうとしました。

しかし、
そのとき、私はまた妙な違和感を感じました。当時この映像を発見したときと同じような違
和感です。私はもしかしたらと思い、問題の映像が写っている箇所、いや、写っていたと思
われる箇所、すなわちその時間帯だと思われるところで、停止ボタンを押して、コマ送りを
開始しました。

なんのドラマだったか、どんなシーンだったのかはっきり覚えてはいません。確か女優さん
と俳優さんがどっかのホテルの一室で話をしている場面です。

確か俳優さんのほうだったと思います。
その俳優さんの姿に重なるようにして、あの当時私が見た、黒い長い髪の、白い洋服、真っ
白な肌、表情がぼやけてよくわからない女性の姿が、はっきりと写っていました。

私は再び戦慄しました! 全身が粟立ちました!
なぜ、重ね取りされたはずの、消されてしまったはずのあの心霊映像が残っているのか!?
考えられないことです! 原理的にあり得ないことです! 私はその辺の知識に乏しいので、
あまり詳しいことはいえませんが、一般レベルの知識で考えたってわかります! 

しかし、いくら問答したって答えは出ません。

ただ、一つだけ言えること、いやいや、考えられる可能性として..............................

あの霊とおぼしき女性は、あのトンネルに現れたのではないということです。
あれは、私のそのビデオテープにのみ、言い換えれば私の前に現れた霊であるということ。

いくらネットを探索したって噂が出てこないはずです。アップされた映像をチェックしたっ
て、それが確認できないはずです。だって私の所有するテープにしか残ってないんですから!
「テープ自体」に現れた霊なんですから!

そしてもしそれが、
強い思念もしくは怨念のような何かが、その「テープ自体」に焼き付けれたものであったと
するなら。それは重ね取りをして消してしまおうと何度でも浮き上がってくる、そんな類い
のモノではないかと思いました。それに、見る度にそれが変化していったらもっと怖いです。 
          (ただしこの着想は、最近公開している gif 画の作成に繋がりました)

私はあまりにも恐ろしくて、そのテープを処分しました。いい歳して何やってんだ俺は?と
も思いました。しかし、あの時感じた恐怖は、そんな羞恥心なんぞ吹き飛ばしてしまうほど
のものでした。

お祓いだの霊媒師に相談するだの考えましたが、どうにも気が進みません。ツテもなければ、
彼らのやっていることが今ひとつ信じられなかったからです。除霊なるものがされるとかさ
れないとかの問題ではありません。私はこの恐怖を取り去って欲しかっただけなんです。そ
して、彼らにはこの恐怖をぬぐい去ることは絶対に不可能だと、そのときの私は思いました。
          
もちろん、
私のこの処分の仕方が正しかったかどうかはわかりません。ただその後別段、おかしな怪異
に見舞われたということもありません。立て続けに不幸が重なったということもありません。
気づいてないだけかもしれませんが...................................................................

それと、
私は、この問題の映像を「霊」であると言いました。

しかし、テープを処分してしっまた今となっては、
こいつが何なのか、本当のところはわからないんです。永久にわからないんです。

ホント、あれは一体何???という感じなんですよ。今でも。

おわり


最後に

よくできたお話、怪談や古典落語なんかには、
多くの人を引きつけて魅了する、独特の力とリズムがあります。
私はそれらを真似て、実体験を踏まえた上で、
1つの「お話」を作るつもりで、この記録を取りました。

記事(特にエロ記事)というのは、時間をかけて読む長い長い小説とは違います。
短い文量で正確な情報を相手に簡潔に伝え、
読む者を瞬時にその世界に引き込む、魅力的なモノでなければなりません。

長過ぎても短すぎてもダメ、クドいのもダメ、
あっさりしすぎてて、なにが言いたいのか、ようわからんようなのもダメ。
計算された文量で、
読む者に心地よいズム感を与えるようなモノでなければなりません。

怪談や古典落語なんかには、それらの技法がたくさん詰め込まれています。
自分で作ってみて初めてわかりました。

私はこの話を、みなさんに信じて頂きたいわけではありません。
そんなことはいいんです。
私がこんな話を記録として残したのは、ブログに掲載される自分の記事の作成に、
大いに役立つだろうと考えたからです。


ブログに掲載されるような短い記事だって、一つの「お話」なんです。

たとえそれが、オナ記事であってもです♡


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Tag : 怪談
Posted by グラオナ最高 on  | 0 comments

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前回の続きです。
夏(お盆)が終わってしまう前に、この話に決着をつけたいと思います。

私はある時、ある番組を録画しました。確か2時間枠のドラマか何かだったと思います。は
っきりと覚えていませんが確かそうだった思います。ただ、それほど見たいというドラマで
もありませんでしたから、とりあえず録画だけしておいて後から見ようと思って、ビデオテ
ープを一本取り出しました。私はテープを何回も使い回すタチなので、よく大事に保存して
おいた過去の番組や映画なんかを間違えて重ね取りしてしまいます。

録画を終えて気づいたんですが、そのテープはあの「ガキ使」の心霊映像を収録したや例の
奴でした。しまったっ!と思いました。確かにしばらく見ることができないほどのショッキ
ンッグな映像だったとはいえ、もう一回見たい、今度はじっくり検証してみたいという気持
ちのほうが強かったんです。ですから、非常に悔しい思いをしたことを覚えております。

それから何年かして、パソコンが家電として世界中に流通し、誰もがネットを探索し、あら
ゆる情報を検索できることが、もう当たり前となった時代が到来しました。確か今から10
年くらい前のことです。私はその頃から、ネット空間を彷徨って、いろんなサイトにお邪魔
するのが好きでした。いまでもあまり変わっていませんが。

そのとき私は、ふとあの心霊映像のことを思い出しました。ひょっとすると、あれを見たの
は私だけではなく、他にもいるんじゃないかという思惑に狩られました。私はキーワードを
打ち込み探索を開始しました。ところが、いくら探してもそれらしい情報はでてきません。
もちろんネットの隅々まで調べたわけではないので、私が見落としているだけかもしれませ
んが、いくら探してもそれに近い噂の一つも得られなかったのです。

ただ、どうしてもあきらめきれませんでした。しかたがないので、私はYou Tubeにアップ
ロードされた動画から、当時のこの企画の映像を見つけました。そして、当時と同じように、
その瞬間だったと思われる箇所で停止ボタンを押してじっくりと検証をいたしました。

ところが、
問題と思われる箇所には、それらしきモノは全く写り込んでいませんでした。当時のビデオ
テープの映像をそのままアップしていたと思われるので、画質が大変悪かったんですが、そ
れでも丹念に何度も巻き戻しては停止、巻き戻しては停止を繰り返しました。しかし、つい
に問題のあの映像を発見するにはいたらなかったのです。

あれは、やはり自分の勘違いだったかもしれない。トンネルの中は暗いから、光と影の微妙
な変化が、たまたま女性のような姿を映し出したに過ぎなかったんじゃないか。しかも現場
はパニック状態、画面を通してその緊迫感や迫力が伝わってくるほどです。私はこの雰囲気
に飲まれてしまっただけなんじゃないのか。そうやって自分を納得させようとしたんです。

しかし、やはり釈然としません。自分があのとき感じた恐怖と戦慄をただの錯覚や勘違いと
は思いたくなかったんです。私は苦し紛れに、重ね取りしてしまった当時のテープを探し出
しました。こいつに何かヒントがあるかもしれないいなんて馬鹿なこと考えながら、何年か
ぶりにテープをデッキに押し込めました。(映画の「リング」とかの影響があったんですね)

問題の映像が写っている箇所には、やはり重ね取りした2時間ドラマが映っていました。わ
かりきっっていたことだとはいえ、もしかしたら消してしまったのが私の勘違いで、ひょっ
としたら、まだ映像が残っているかものしれない、というわずかな期待があったのです。私
は落胆し、再生停止ボタンを押そうとしました。

しかし、
そのとき、私はまた妙な違和感を感じました。当時この映像を発見したときと同じような違
和感です。私はもしかしたらと思い、問題の映像が写っている箇所、いや、写っていたと思
われる箇所、すなわちその時間帯だと思われるところで、停止ボタンを押して、コマ送りを
開始しました。

なんのドラマだったか、どんなシーンだったのかはっきり覚えてはいません。確か女優さん
と俳優さんがどっかのホテルの一室で話をしている場面です。

確か俳優さんのほうだったと思います。
その俳優さんの姿に重なるようにして、あの当時私が見た、黒い長い髪の、白い洋服、真っ
白な肌、表情がぼやけてよくわからない女性の姿が、はっきりと写っていました。

私は再び戦慄しました! 全身が粟立ちました!
なぜ、重ね取りされたはずの、消されてしまったはずのあの心霊映像が残っているのか!?
考えられないことです! 原理的にあり得ないことです! 私はその辺の知識に乏しいので、
あまり詳しいことはいえませんが、一般レベルの知識で考えたってわかります! 

しかし、いくら問答したって答えは出ません。

ただ、一つだけ言えること、いやいや、考えられる可能性として..............................

あの霊とおぼしき女性は、あのトンネルに現れたのではないということです。
あれは、私のそのビデオテープにのみ、言い換えれば私の前に現れた霊であるということ。

いくらネットを探索したって噂が出てこないはずです。アップされた映像をチェックしたっ
て、それが確認できないはずです。だって私の所有するテープにしか残ってないんですから!
「テープ自体」に現れた霊なんですから!

そしてもしそれが、
強い思念もしくは怨念のような何かが、その「テープ自体」に焼き付けれたものであったと
するなら。それは重ね取りをして消してしまおうと何度でも浮き上がってくる、そんな類い
のモノではないかと思いました。それに、見る度にそれが変化していったらもっと怖いです。 
          (ただしこの着想は、最近公開している gif 画の作成に繋がりました)

私はあまりにも恐ろしくて、そのテープを処分しました。いい歳して何やってんだ俺は?と
も思いました。しかし、あの時感じた恐怖は、そんな羞恥心なんぞ吹き飛ばしてしまうほど
のものでした。

お祓いだの霊媒師に相談するだの考えましたが、どうにも気が進みません。ツテもなければ、
彼らのやっていることが今ひとつ信じられなかったからです。除霊なるものがされるとかさ
れないとかの問題ではありません。私はこの恐怖を取り去って欲しかっただけなんです。そ
して、彼らにはこの恐怖をぬぐい去ることは絶対に不可能だと、そのときの私は思いました。
          
もちろん、
私のこの処分の仕方が正しかったかどうかはわかりません。ただその後別段、おかしな怪異
に見舞われたということもありません。立て続けに不幸が重なったということもありません。
気づいてないだけかもしれませんが...................................................................

それと、
私は、この問題の映像を「霊」であると言いました。

しかし、テープを処分してしっまた今となっては、
こいつが何なのか、本当のところはわからないんです。永久にわからないんです。

ホント、あれは一体何???という感じなんですよ。今でも。

おわり


最後に

よくできたお話、怪談や古典落語なんかには、
多くの人を引きつけて魅了する、独特の力とリズムがあります。
私はそれらを真似て、実体験を踏まえた上で、
1つの「お話」を作るつもりで、この記録を取りました。

記事(特にエロ記事)というのは、時間をかけて読む長い長い小説とは違います。
短い文量で正確な情報を相手に簡潔に伝え、
読む者を瞬時にその世界に引き込む、魅力的なモノでなければなりません。

長過ぎても短すぎてもダメ、クドいのもダメ、
あっさりしすぎてて、なにが言いたいのか、ようわからんようなのもダメ。
計算された文量で、
読む者に心地よいズム感を与えるようなモノでなければなりません。

怪談や古典落語なんかには、それらの技法がたくさん詰め込まれています。
自分で作ってみて初めてわかりました。

私はこの話を、みなさんに信じて頂きたいわけではありません。
そんなことはいいんです。
私がこんな話を記録として残したのは、ブログに掲載される自分の記事の作成に、
大いに役立つだろうと考えたからです。


ブログに掲載されるような短い記事だって、一つの「お話」なんです。

たとえそれが、オナ記事であってもです♡


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