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055 稲川さんの話 〜 ◯◯からの電話 〜

P1210297.jpg   

これは私が体験した話ではありません。稲川淳二さんが、昔していた怪談話です。本当の
事かどうかもわかりません。ただ、怪談というのは、真実であるかどうかを問うべき類い
のモノではありません。肝心なのは「話」としてよく出来ているかということなんです。

稲川淳二さんといえば、その種の体験が非常に豊富な方です。そしてストーリーテラーと
しても超一級のお方です。前回の話を除いて、私は心霊的な体験と言えるものがありませ
ん。そのくせこの手の話が好きで、いい歳をしてほんとにあった◯◯の映像なんてもんを
レンタルして見ている始末。最近はさすがに見ませんが、若い頃はこんな類いのモノをよ
〜く物色しておりました。

稲川さんの怪談話といえば、いえいえ、これは彼自身が体験した、有名な「生き人形」と
いう身の毛もよだつ話があります。思い出すだけでも恐ろしいくらいの凄まじいお話です。

もちろん、私にはそれをここで書く勇気はありません。彼自身にもそしてその関係者にも
災いが降りかかっているくらいです。本人すら封印してしまいたいほどの恐怖の物語なん
です。そして私は彼のような一流のテラーでもありませんから。

「稲川淳二」「生き人形」なんてキーワード打ちこんで、ウェブ検索すれば出てきます。
                             興味のある方はどうぞ。

P0007994g-001.jpg

さて
ここでするお話は、確か「稲川淳二の怖い話」というシリーズ物の中にある「◯◯からの
電話」という話です。なぜ人の話、しかも自分で体験したわけでもない話をこんなとこで
するのか?と思われるでしょう。

これはですねェ、私がまだ学生だった頃に、友人と食事に出かけた際に、その友人にさせ
てもらった話なんです。稲川さんの話だというのに、彼はこの話を非常に熱心に聞いてく
れました。しかも私が夢中になって話していたら、周りのお客さんまでもが、この話に耳
を傾けて聞いていました。私はびっくりして思わず赤面してしまいましたが、そんな私と
は対照的に、私の友人含め数人のお客さん、そしてお店の人までもが青ざめた顔してこっ
ちを見てるんです。何だかとても悪いことしてしまったような気がして、早々に店を出た
という記憶があります。

しかしそうは言っても、自分のような者の話が一時的に人を魅了し、注目を集めたとい
うのはそんなに悪い気分でじゃありませんでした。それがたとえ人の話であってもです。

これは、そんな話下手の私が語っても十分に怖い、それほどよくできたお話なんです。ネ
ットでも少し取り上げられているお話なので、ご存知の方もいると思います。これも良け
れば、何かのネタ話にでもしてください。

さあ、
オカズ♡を期待してやってこられたみなさんをドン引きさせてしまうであろう恐怖の物語
のはじまりです。お楽しみください♡


P0007994g-003.jpg

はじまり

同じ大学に通う仲の良い3人組がいました。A君、B君、C君とします。彼らは大学4年の
年に卒業旅行をしました。行き先は、A君の親戚(親だったかな?)が所有する海の近く
の別荘です。彼らは海で遊んだり、女の子を軟派したりして、最後の卒業旅行を十分満喫
しました。そして、3人は旅行の最終日を迎えます。


その
最終日の夜、彼らが宿泊する別荘に1本の電話がかかってきました。昼間、女の子達
に良かったら家の別荘に遊びにこないか、なんて声をかけておいたので、きっとその娘達
からだと思い、A君が電話を取りました。しかし........

「あなた......キュルキュル
キュルキュル.......でしょ?」
「あなた......キュルキュルキュルキュル.......でしょ?」

という変な電話でした。

女の人の声です。しかもキュルキュルの部分だけは、何だかテープの早回しのような感じ
でよく聞き取れません。女の人の話し方も留守電のアナウンスみたいでした。

「どなたですか?」A君はたずねました。

しかし、電話口から聞こえるのは、

「あなた......キュルキュル
キュルキュル.......でしょ?」
「あなた......キュルキュルキュルキュル.......でしょ?」

ばかりです。
いたずら電話だなと思い、A君は
電話を切りました。「何?昼間の娘」と2
人が聞きます。
「ん? ああ、ただのいたずら電話だよ。それもおかしな」A君は電話の内容を2人に語
って聞かせましたが、結局よくわからず仕舞い。何だか気持ち悪い感じを残しつつ、卒業
旅行最後の日の夜を過ごしました。

翌日、別荘を引き上げる日です。
しかしA君は、ここに残ると言いました。もちろん、彼の親戚(親?)が所有する別荘で
すから別に問題はありません。もうちょっと遊んでくのかな?なんて思いながら、B、C君
は別荘を後にしました。

しかし、その夜
A君が海で溺れて死んだ、という知らせを2人は受け取りました。

mi100811-img04.jpg mi100811-img03.jpg 

それから
彼らは、苦い思い出を残しつつも大学を無事卒業し、社会人になりました。
しかし、社会に出て互いに環境が変化したため、昔のように馬鹿やって遊び回るというわ
けにもいきません。2人ともだんだん疎遠になっていきました。

ある日、
C君のところに、B君からに電話がありました。もちろんC君は、久しぶりの悪友からの電
話を喜びました。しかし、電話口から聞こえるB君の話し振りがどうも変です。

C「おい、どうした? お前何か変だぞ。」
B「...........なあ? お前覚えてるか? 俺らが卒業旅行行った時の事?」

忘れるはずもありません。大切な友人を1人亡くしてしまった苦い思い出の残る旅行です。

C「...........ああ、覚えてるよ。もちろん。」
B「あんときさあ、別荘に変な電話かかってきたろう?」
C「そういえば......あったな。」

確かに旅行をした最終日の夜に、テープを早回ししたようなよく聞き取れない、変な電話
がかかってきたのは、C君もその場にいたのでよく覚えています。

B「あの電話さあ、俺んとこにもかかってきたんだよっ!」
C「えっ?」
B「テープの早回しみたいで、Aがよく聞き取れないって言ってた奴だよっ!」
  「Aの奴さあっ! あの電話途中で切ったろっ!?」 
  「あいつが死んだのってそのせいじゃないかっ!?」
  「俺も切っちゃたんだよっ、その電話っ! いたずら電話だと思ってさっ!」
  「でも、後から思い出したんだっ! あんときの電話だってっ!」

まさか?と思いました。
とても信じられない話です。
しかし、B君は電話の向こうでパニック状態です。
C君は、なんとか彼をなだめて、
これから会おうと約束し、待ち合わせ場所を決め、アパートを出ました。


ところが、
約束した時間になってもB君は一向に現れません。心配して何度も彼の携帯に電話してみ
ましたが、彼は電話にはでません。結局その日は、彼に会う事はできませんでした。

数日後、
C君は、B君が交通事故にあって死んだという知らせを受けました。しかも、事故にあった
のは、彼らが会おうと約束したあの日。彼は待ち合わせ場所に行こうと向かう途中で事故
にあったんだそうです。


..................続く。



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Category : 稲川さんの話
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P1210297.jpg   

これは私が体験した話ではありません。稲川淳二さんが、昔していた怪談話です。本当の
事かどうかもわかりません。ただ、怪談というのは、真実であるかどうかを問うべき類い
のモノではありません。肝心なのは「話」としてよく出来ているかということなんです。

稲川淳二さんといえば、その種の体験が非常に豊富な方です。そしてストーリーテラーと
しても超一級のお方です。前回の話を除いて、私は心霊的な体験と言えるものがありませ
ん。そのくせこの手の話が好きで、いい歳をしてほんとにあった◯◯の映像なんてもんを
レンタルして見ている始末。最近はさすがに見ませんが、若い頃はこんな類いのモノをよ
〜く物色しておりました。

稲川さんの怪談話といえば、いえいえ、これは彼自身が体験した、有名な「生き人形」と
いう身の毛もよだつ話があります。思い出すだけでも恐ろしいくらいの凄まじいお話です。

もちろん、私にはそれをここで書く勇気はありません。彼自身にもそしてその関係者にも
災いが降りかかっているくらいです。本人すら封印してしまいたいほどの恐怖の物語なん
です。そして私は彼のような一流のテラーでもありませんから。

「稲川淳二」「生き人形」なんてキーワード打ちこんで、ウェブ検索すれば出てきます。
                             興味のある方はどうぞ。

P0007994g-001.jpg

さて
ここでするお話は、確か「稲川淳二の怖い話」というシリーズ物の中にある「◯◯からの
電話」という話です。なぜ人の話、しかも自分で体験したわけでもない話をこんなとこで
するのか?と思われるでしょう。

これはですねェ、私がまだ学生だった頃に、友人と食事に出かけた際に、その友人にさせ
てもらった話なんです。稲川さんの話だというのに、彼はこの話を非常に熱心に聞いてく
れました。しかも私が夢中になって話していたら、周りのお客さんまでもが、この話に耳
を傾けて聞いていました。私はびっくりして思わず赤面してしまいましたが、そんな私と
は対照的に、私の友人含め数人のお客さん、そしてお店の人までもが青ざめた顔してこっ
ちを見てるんです。何だかとても悪いことしてしまったような気がして、早々に店を出た
という記憶があります。

しかしそうは言っても、自分のような者の話が一時的に人を魅了し、注目を集めたとい
うのはそんなに悪い気分でじゃありませんでした。それがたとえ人の話であってもです。

これは、そんな話下手の私が語っても十分に怖い、それほどよくできたお話なんです。ネ
ットでも少し取り上げられているお話なので、ご存知の方もいると思います。これも良け
れば、何かのネタ話にでもしてください。

さあ、
オカズ♡を期待してやってこられたみなさんをドン引きさせてしまうであろう恐怖の物語
のはじまりです。お楽しみください♡


P0007994g-003.jpg

はじまり

同じ大学に通う仲の良い3人組がいました。A君、B君、C君とします。彼らは大学4年の
年に卒業旅行をしました。行き先は、A君の親戚(親だったかな?)が所有する海の近く
の別荘です。彼らは海で遊んだり、女の子を軟派したりして、最後の卒業旅行を十分満喫
しました。そして、3人は旅行の最終日を迎えます。


その
最終日の夜、彼らが宿泊する別荘に1本の電話がかかってきました。昼間、女の子達
に良かったら家の別荘に遊びにこないか、なんて声をかけておいたので、きっとその娘達
からだと思い、A君が電話を取りました。しかし........

「あなた......キュルキュル
キュルキュル.......でしょ?」
「あなた......キュルキュルキュルキュル.......でしょ?」

という変な電話でした。

女の人の声です。しかもキュルキュルの部分だけは、何だかテープの早回しのような感じ
でよく聞き取れません。女の人の話し方も留守電のアナウンスみたいでした。

「どなたですか?」A君はたずねました。

しかし、電話口から聞こえるのは、

「あなた......キュルキュル
キュルキュル.......でしょ?」
「あなた......キュルキュルキュルキュル.......でしょ?」

ばかりです。
いたずら電話だなと思い、A君は
電話を切りました。「何?昼間の娘」と2
人が聞きます。
「ん? ああ、ただのいたずら電話だよ。それもおかしな」A君は電話の内容を2人に語
って聞かせましたが、結局よくわからず仕舞い。何だか気持ち悪い感じを残しつつ、卒業
旅行最後の日の夜を過ごしました。

翌日、別荘を引き上げる日です。
しかしA君は、ここに残ると言いました。もちろん、彼の親戚(親?)が所有する別荘で
すから別に問題はありません。もうちょっと遊んでくのかな?なんて思いながら、B、C君
は別荘を後にしました。

しかし、その夜
A君が海で溺れて死んだ、という知らせを2人は受け取りました。

mi100811-img04.jpg mi100811-img03.jpg 

それから
彼らは、苦い思い出を残しつつも大学を無事卒業し、社会人になりました。
しかし、社会に出て互いに環境が変化したため、昔のように馬鹿やって遊び回るというわ
けにもいきません。2人ともだんだん疎遠になっていきました。

ある日、
C君のところに、B君からに電話がありました。もちろんC君は、久しぶりの悪友からの電
話を喜びました。しかし、電話口から聞こえるB君の話し振りがどうも変です。

C「おい、どうした? お前何か変だぞ。」
B「...........なあ? お前覚えてるか? 俺らが卒業旅行行った時の事?」

忘れるはずもありません。大切な友人を1人亡くしてしまった苦い思い出の残る旅行です。

C「...........ああ、覚えてるよ。もちろん。」
B「あんときさあ、別荘に変な電話かかってきたろう?」
C「そういえば......あったな。」

確かに旅行をした最終日の夜に、テープを早回ししたようなよく聞き取れない、変な電話
がかかってきたのは、C君もその場にいたのでよく覚えています。

B「あの電話さあ、俺んとこにもかかってきたんだよっ!」
C「えっ?」
B「テープの早回しみたいで、Aがよく聞き取れないって言ってた奴だよっ!」
  「Aの奴さあっ! あの電話途中で切ったろっ!?」 
  「あいつが死んだのってそのせいじゃないかっ!?」
  「俺も切っちゃたんだよっ、その電話っ! いたずら電話だと思ってさっ!」
  「でも、後から思い出したんだっ! あんときの電話だってっ!」

まさか?と思いました。
とても信じられない話です。
しかし、B君は電話の向こうでパニック状態です。
C君は、なんとか彼をなだめて、
これから会おうと約束し、待ち合わせ場所を決め、アパートを出ました。


ところが、
約束した時間になってもB君は一向に現れません。心配して何度も彼の携帯に電話してみ
ましたが、彼は電話にはでません。結局その日は、彼に会う事はできませんでした。

数日後、
C君は、B君が交通事故にあって死んだという知らせを受けました。しかも、事故にあった
のは、彼らが会おうと約束したあの日。彼は待ち合わせ場所に行こうと向かう途中で事故
にあったんだそうです。


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